月別アーカイブ: 2013年11月

うつ病子育ての悩み 友達編 集団のルールが守れない

うつ病子育ての悩み 友達編 

集団生活のルールが守れない子ども(別冊PHPより)

 

個性の強い子に多いと言われますが、そうではなくて「個性を集団のルールにあうように、出し方をしつけ てもらえなかった」のではないでしょうか。

幼いころおもちゃを独り占めするとか、いやなことがあるとすぐ叩くとか、なかなかみんなとうまく遊べない 子がいます。一人っ子であったり、おばあちゃん子であったりすることが多いので、そのせいだろうと思われが ちです。が、本来子どもとはそういう我のかたまりが自然な姿なのです。「好きなおもちゃで遊べないと、つま らないでしょ」「叩かれると、痛いし、イヤなのよ」と、子どもがしたことで、相手がどんな気持ちになるか、 そのつど教えてあげましょう。

自我を出し、思う存分発揮することでその子の個性がぐんぐん伸びていくのですが、そのプロセスでまわりの 人に迷惑をかけたりイヤな思いをさせたりしていたら、伸びた個性は宙に浮いてしまいます。どこかで他人への 思いやりやルールを守る大切さを感じとれないと、結果として社会に適応できない個性になってしまう恐れがあ ります。

ただ納得しないと動けないという子もいます。そのルールを「確かに守ることが大事だ」と、きちんと説明してもらえないまま、守ることだけ子どもに押しつけているということはないでしょうか。こんな場合、芯に強い ものをもっている子ほど、「守れない」ではなくて[守らない」、という反対行動にでることがよくあります。

 

 

 

 
 

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うつ病子育ての悩み 友達編 あいさつができない 人見知りがはげしい子ども

うつ病子育ての悩み 友達編 

あいさつができない・人見知りがはげしい子ども(別冊PHPより)

 

人見知りがはげしい子なのに、きちんとした挨拶のできる子がいました。年齢に比してあんまり上手なのでお母さんに聞いてみたところ、「練習させてます」という答え。

玄関に人が見えた時、電話に出た時、場合場合にわけて、何回も練習しているとの事でした。気持ちよい挨拶で相手が子どもに好感をもち、それが本人の心の扉をあけやすくするという事がよくあったということです。

挨拶はその日はじめて顔をあわせた時にかわす第一声です。「今日一日元気で仲良くやっていきましょう。よろしくお願いします」の意味がこめられています。とても大事なスタートの切り札です。

人と顔をあわせるのが苦手な子どもの場合、これがうまくできなくて大きくなってからも苦労するとよく聞きます。生活のなかで声をだす練習をつむといいのではないでしょうか。

「おはよう、いただきます、ごちそうさま、おやすみなさい」は生活の基本の挨拶です。子どもが言わない時は、親から「おはよう」と声をかけていきましょう。またお母さんも「どうぞ召しあがれ、よろしゅうおあがり、おかえりなさい」など、返事をかえしてあげるといいですね。

生活のなかにとけこんで、日常化してしまえば、他人への挨拶も抵抗なくできるようになると思います。

 

 

 

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うつ病子育ての悩み友達編いじめ いじめっ子心理小学六年生

うつ病子育ての悩み 友達編 

いじめ いじめっ子(小学六年生 男子)

 

小学六年生の男の子をもつ母親の話です。「うちの子、いじめっ子なんです。わかったときショックでした。なんで、友だちをいじめるの」と、母親は嘆いています。

仕事から帰ってきて急いで夕飯の支度をしている時、玄関のチャイムがピーンポーンと鳴りました。「はーい」と答えて母親がドアを開けると、あわてて逃げ帰る男の子の背中が見えたというのです。「なに、どないしたん。あんたいたずらで鳴らしたん」とつかまえて聞くと、なんと次のような言葉が返ってきました。「いじめんといて。S君、僕のこといじめんといて」と、泣きながら叫んで逃げていきました。

初めはなんの事かわからなかった母親ですが、落ち着いてやっとその男の子の言った意味がのみこめました。自分の子が、同じクラスのD君をいじめていたのです。耐えかねて、家に直訴に来たというわけです。

 

 

『いじめっ子』(別冊PHPより)

いじめっ子の心理を知っていますか。いじめる子たちは、グループを組んでいることが多いですね。クラスでもボス格の子がいてそれを三~四人がとりまいて、次々といじめの対象を変えていく。ときにはクラスみんなが参加してはやしたてたり。いじめは集団の結束力を固めるというメリットをもっているのです。

むかしは学校や地域の子ども会などで、みんな協力していろんな行事を行いました。いっしょに汗を流して知恵を出し合うなかで、よい意味の結束が生まれたのです。今はそんな機会も少なくなり、ストレスを解消するという形でいじめが起きています。

いじめは子どもの世界の出来事だけに、おとなが介入してもその実態をつぶさに知ることは不可能に近いでしょう。いじめっ子をつかまえて謝らせてもその時だけで、陰ではもっと陰湿ないじめが潜行する恐れがあります。

ある小学校の校長先生がこう話されました。「いじめっ子五人を呼んで話を聞いたんだが、いじめたことを責めるよりも、一人ひとりの心のなかにある言い分にしっかり耳をかたむけてやることだ。母親のいない淋しさや、父親に殴られたことや、勉強のできないつらさや、教師への不満なんか、いっぱいかかえている。まず、いじめにいたった背景を理解してやり、次にいじめは悪いことだと、しっかり教えてやれば、きっと自分たちのしたことを反省するだろう」。

 

 

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うつ病子育ての悩み 友達編 いじめ いじめられっ子

うつ病子育ての悩み 友達編 

いじめ いじめられっ子

 

わが子が「いじめ」られているか否か、母親がこれを見つけるのは大変です。よほどひどくいじめられているのでない限り、外見だけでは判断できないからです。「いじめ」に関する相談は、決してなくなってはいません。

「家族の心理療法」(朱鷺書房、福田俊一、増井昌美著)には、「いじめの早期発見チェックリスト」や、事例を紹介しながら「いじめに家族でどう対応するか」など、具体的な問題を家族療法の視点から書いています。この本については、別項目で詳しくお話することにして、まずはPHPの百科事典から紹介しましょう。

 

『いじめられっ子』(別冊PHPより)

なかなか子どもは、自分がいじめられていることを家で言いません。子どもには子どものプライドがあるのでしょうか。叩かれたあとがあっても、「自分で転んだ」と言うことが多いようです。

こんなとき親として気をつけることは、「どうしたの」と問いつめるのでなく、できるだけ話しやすい雰囲気をつくってあげること。いじめられっ子はいじめられてもはっきりと言い返せない、つまり自己表現(主張)が弱い子に多いようです。

「ケーキ買ってきたのよ。食べない?」と場を用意しながら、「きょうね、おばあちゃんから電話あったよ」といった話しやすい話題で言葉がけをしていきます。いじめられて凍りついていた心の扉が少しづつゆるんでくるのを待ちましょう。「お母さんは、どんな話でも聞いてくれる。僕(私)の味方だ」と、子どもの心に信頼感を芽ばえさせることが大事です。

いじめられる子も悪いと言われますが、それは別問題です。なによりも理不尽な目にあわされて傷ついています。教師や他の人の正論に傾かず、しっかりわが子を見つめることです。ただ心配のあまり親が先に動いてしまうことがよくありますが、これは親子の信頼感にひびがはいるもと。「いじめ」は非常にデリケートな問題だけに、取り組みには慎重さが必要です。おとなの判断で「子によかれ」と思って先走らないよう気をつけましょう。ただし、いじめられる度合いがきつく、子どもの心身に危害が及ぶ場合は別です。

いじめをやめさせる努力のなかで、子どもが教師や親に不信感をつのらせていないかは、常に気をつけている必要があります。だんだん本人の信頼感が増えていないと心配です。

 

 

 

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