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子育て育児の悩み 嫁・姑関連編:同居・生活干渉

「あ、怒ったらあかん。がまんせな、母親といえへんよ」って、お義母さんは言うんです。子どもが私が見てるTVドラマのチャンネルをガチャガチャ回してしまうのに。どうやら姑さんの子育て干渉に、耐えかねている母親の相談でした。なかでも頭にきたせりふは「そんなんかめへんやないの。やらせとき。この子の姿はあんたそっくりやで」と。

『同居・生活干渉』(別冊PHPより)

「核家族化」と言われて久しいですが、姑と「同居」する若夫婦は、ますます少なくなってきました。ただ最近は、住宅事情や経済事情で、親と「同居」する夫婦もで始めています。不況で失業した若夫婦の家族が、ふるさと回帰で同居するというケースもありました。

「同居」に踏み切るとき、心がけておきたいことがあります。まず夫とのチームワークがとれているかどうかを確かめてください。「嫁と姑」という関係が一つ屋根の下で始まるわけですから、波風が立たないという保証はありません。そういうとき、助けてくれるのは夫しかいないのです。夫が味方をしてくれるかどうかを確認しておきましょう。

また、できるなら前もって、お互いにある程度ズケズケ言って、それでもお互いに傷つかない関係を築いておきたいものです。もしそういう関係が作れないと、お互いに気づかいでくたびれはて、陰で不満をもらすしかない、惨めな生活になるおそれがあります。

「同居」を始めて問題になるものの一つが、「生活干渉」です。基本的には、誰でも干渉されるのはイヤなものですが、人によっては干渉されてもあまり気にしない人もいます。逆に干渉されることに対する嫌悪感がとても強い人もいます。そういう人は、姑さんに抗議するときは、「干渉をやめて」という言い方はしないで、「私はそういうことは、とてもイヤな性格なんです」と告げるほうがいいでしょう。なぜなら「干渉をする側」は、自分のしていることが「干渉」であることを知らないことが多いからです。

「受け止める側」が、なにを「干渉」と感じるかを、しっかりと正攻法で相手に伝えておくことがたいせつです。

 

 

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子育て育児の悩み 性格行動関連 チック

『チック』(別冊PHPより)

目をパチパチさせたり、肩をひくつかせたりして、それをしないと落ち着いていられない状態がチックです。元来、心配な病気ではありませんので、親があまり気にせず、そうっと見守っていれば自然に治ると言われています。とくに子どもが小さいほど、自然治癒するようです。しかし、チックの裏に子どもの気持ちの不具合や不安が隠れているのかもしれませんので、長く続くようでしたら、専門の医師に診てもらうといいでしょう。

チックを気にする親はつい「やめなさい」と、言ってしまいがちです。言って止まればもうけもんですが、おそらく止まることはないでしょう。また、チックは体の他の場所に移動することもあります。肩のチックが目のチックになったり、首のチックになるという具合に変わっていくのです。それを利用して治療する方法もあります。

ともあれチックを示す子どもには、なにか訴えたいという気持ちがあるはずですから、きっかけがあれば聞き出すことはできるでしょう。まず、正攻法で「なにか悩みがあるの」と聞いてみますが、ふつうは「べつに」とか「なにもない」という返事しか聞けないと思います。そこで親はあわてずにゆったりと構えて、子どもの好きなことを一緒にやったり、お風呂に入ったり、話を聞いてやったりしているうちに、「あのね」と心のわだかまりが溶けて、チックが消えてしまうこともよくあります。

 

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うつ病職場のストレス治療 本「家族療法の面接室から」

 

家族療法の面接室から

  • 家族療法の面接室から
  • 福田俊一 精神科医師・所長
    増井昌美 家族問題研究室長
  • ミネルヴァ書房
  • 2000円(税抜)
  • 1994年9月(初版)
  • 1995年11月

 

「家族療法の面接室から」 内容紹介

家族には、自分たちで問題を解決し、危機をのりこえる力がある。互いに支え合いながら、癒され、立ち直っていく家族たち。家族のもつ力を信じ、援助していく家族療法の実際を紹介する。

 

■不登校―生活のドラマから解決のヒントが

不登校ケース1:観察日記が再登校の手がかりに・・小学四年生/男子
不登校ケース2:親のしつけにつぶされた子どもの芽・・小学五年生/男子
不登校ケース3:理想と現実のギャップで不登校・・高校一年生/女子

 

■摂食障害―拒食症・過食症は自分探しの闘い

摂食障害ケース1:過食は苦しさのはけ口(過食症 女子大生 19才)
摂食障害ケース2:お母さんのようになりたくない(母親否定から過食に 18才)
摂食障害ケース3:心やさしい優等生にもどりたい(声のでない拒食症の中学生 13才)

 

■アパシー(無気力症)―親の対応で立ち直るアパシ―

アパシー(無気力症)ケース1:無気力症は両親への復讐(ふとんから出てこなくなった娘 17才)
アパシー(無気力症)ケース2:息子は母親のカウンセラ―(アパシ―無気力症の息子 25才)
アパシー(無気力症)ケース3:ぶらぶら病の息子(家でぶらぶら、働かないニートNEET 27才)

 

■職場不適応―職場のつまずきを家族の協力で脱出

職場のストレスケース1:薬と会社の制度に阻まれるカウンセリング治療・・26才/男性
職場のストレスケース2:職場のつまずきから人間不信に・・26才/男性
職場のストレスケース3:うつ病の妻を救った夫の協力・・40才/女性

 

著者からのメッセージ

最近いろんな症状を抱えてご両親が相談に来所されます。こうしたケ―スを担当して気がついたことですが、「子育てに自信をなくしている親が多い。子どもに振り回されている。けれどどうしていいかわからない」。不登校にしても無気力症にしても、親が腫れ物にさわるように子どもに対応するものですから、子どもはだんだん増長して王様のようになっています。

この傾向にストップをかけるには、まず家庭のなかに親の指導力を取り戻す必要があります。親だけで、ましてや母親だけで頑張らないことです。母親はつい「自分の育て方が悪かったから、子どもはこうなったのでは」と、自分を責めがちです。それをしてもなんら問題の解決にはつながりません。また決して母親一人が悪いのではないのです。

ではどうすればいいのでしょうか。その答えがこの本にはあちこちに書かれています。ぜひご一読ください。ちなみにそのコツの一つを紹介しましょう。関係者の協力を得る方向に動くことです。父親はもちろん担任の先生、友人や友人のお母さんなど。ネットワークをつくりましょう。一人で頑張らない、つまり孤立しないようにすることが解決へのヒントの一つです。その作り方は本のなかでつかんでください。

* ミネルヴァ書房のホームページから本の注文ができます。
http://www.minervashobo.co.jp/

 

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うつ病子育ての悩み 友達社会性 友達ができない

友だち社会性関連 友だちができない

『友だちができない』(別冊PHPより)

 
 
 

まわりに同世代の遊び友だちはいるでしょうか。小さい頃から子ども同士で遊ぶ機会が少ないと、ゆずったり我慢したりができず、わがまま、かってものと言われて、友だちができにくくなります。お母さんはできるだけ友だちと遊べる場作りを工夫してみましょう。公園やサークルに連れていったり、家に呼び寄せたり。それでもダメかどうかをみましょう。個性がきついからみんなとそりが合わないのか、引っ込み思案なため、遊べないのか。それとも・・・。この見きわめは大切です。

もう一つ最近の傾向として母子密着があげられます。お母さんが遊んでくれる、お母さんがなんでもしてくれる。子ども同士でけんかになりそうになったら、すぐ間に入っておさめてしまう。こうなってはいないでしょうか。これでは子どもの世界での知恵が育ちません。また自主性が育ちにくいので、自分から友だちの輪に入っていこうとする積極性に欠けてしまいます。こども同士でぶちあたらせながら、行き詰まった時点で援助の手をさしのべてあげるようにしましょう。

友だちができない子には、体力的についていけない子もいます。また一人遊びが好きな子もいます。親が見た情報だけで判断するのでなく、遊んでいる実態や他の子のお母さんたちとも母親同士の交流をもちながら、多面的にわが子をみていきましょう。

 

 

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うつ病子育ての悩み友だち社会性不安

うつ病子育ての悩み 友だち・社会性関連

外へでるのが不安(別冊PHPより)

 

なにか恐い思いをしたという事はないでしょうか。車に追突されそうになったとか、恐い人におどされたとか、友だちにいじめられたとか。外へ出るのが不安という場合、そうした体験が根っこにあり、改善されないまま残っている事がよくあるのです。

母親は「どうして恐いの」という質問をよくしますが、子どもはこの「どうして、なぜ」という質問が苦手です。子ども自身もよくわからないことが多いからです。

それより「外へ出ようとすると、どうなるの」と聞いてあげましょう。「足が動かないんだ」「後ろからおそわれる感じがして」と、その時の状態を話してくれるでしょう。じっくり聞いてあげることで、しだいに解決する事もよくあります。

不安感を感じる子はこだわりの強い子が多く、早いペースでまわりが動くと、ついてこれないという事がよくあります。不安への思い当たる理由がない時は、周りがちょっとゆっくりリズムにあわせてあげると自然に治る事があります。

不安のレベルがあがってきたり、なかなか改善しない場合には専門家に相談したほうがいいでしょう。一人で出るのは不安だけど、母親や父親といっしょなら大丈夫というのなら、しばらくそうしてあげることです。だんだん慣れて、一人で出られるようになります。「いや、それは甘やかしになるから」とか、「男の子のくせに、勇気がないからだ」と、無理強いするのは逆効果になりがちです。

 

 

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